僕は歌い手なので役者がいろんな役を演じるように楽曲の世界観やメッセージによって唱法だけでなく発声そのものを変えることがあります。
(例えばプレイリストの中では Fly me to the moon と 泣き笑いのエピソードでは違う歌声・唱法)幸いなことに「いい声ですね」といってくださる方も。ありがとうございます。
歌う声と話す声は基本違うわけだけど、やはりいままで好きなアーティストやジャンルなどの影響を強く受けています。合わせて過去や目指す生き方みたいなものもにじみ出るんだろうなと思ったり。
基本抑え気味に歌うのが僕の特徴でもあるけど声量は結構ある方だと思っている。ただ声を張ったときの響きは自分ではあまり好きじゃないのです。
好きなジャンルのR&Bやソウルまたゴスペルではいわゆる黒人の金切り声的な張りのある声出したいけどなかなかうまく出せない。
一方 Luther Vandross のようなパワーがある黒人の歌い手にも関わらず押さえき気味に繊細なシルキーヴォイスで歌うシンガーにとても憧れてきた。
ポップスなど邦楽のカバーを歌うときもそのような発声に自然となるしその声は自分でも好きなところでもある。
地声からファルセット(裏声)にする瞬間とかはとくに強く意識したり。
日本人では高橋真梨子さんの歌声。張りのある声だけど敢えてサビで一瞬声を飲み込むというか引く感じがなんともシビれるんですね。
男性では玉置浩二さんや久保田利伸さんは歌い手として凄くて大好きでよくカバーもするしリスペクトするけれど憧れの対象ではないんですね。
特に中音域では僕も目指すところ。息と声が合わさったいうか息と声の中間というかその辺の音をいい感じで歌声として出せているときはとても特徴的に自分らしく感じることも少なくない。
逆に中音域で無意識に歌うとベターっとした感じというか無表情な声になってなんとも不愛想になってしまう。(曲によっては敢えてそのように歌うこともあるけど)
Life is music. Life is voice. 歌は人生。人生は歌。奥深いものです。それを表現する音楽・楽曲。歌い手である僕にとっては歌声そのものが人生。
人生後半に差し掛かってきたけどまだまだ自分らしい歌声を求めて精進していきたいものです。
🌎 Live
~ Songs ~ Shuken's Bar #3
6.22 Tue. Cafetsumuri 19~20:30 MC \500-
生の歌声もお楽しみくださいね♪
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