2018年3月17日土曜日

「続けるということ」Blog Vo.30


スクラップ&ビルドの考え方は好きだ。何でもトライしてよかったら続け、よくないと感じればさっさと止めればいい。

ただ、いいと思ったことを地道に続けることは案外難しいことを歳を重ねるほど実感する。自分自身への言い訳がうまくなるからだ。


◆ 以前失敗した禁煙

禁煙当初「禁煙します!」とまずは近い職場仲間に宣言して、もう3日目にはまた吸っていました。まずはタバコを買わないこと。ってやってみましたが、当時仕事帰りに職場仲間と週に2回は呑みにいく習慣があって、もうお酒を飲むとすぐもらいタバコを数本。翌日に1箱買ってお返しするといったナンセンスなことをしてました。

最後にたどり着いた方法は、胸ポケットに封を切ったタバコを入れておき、いつでもすぐ吸える状態にして、どれだけ禁煙を続けられるかにトライ。「半日できた」よかった、「3日できた」よかった「一週間」、「一ヶ月」そして今10数年に至ります。ちっちゃな「できた」の継続と喜びがいつしか禁断症状に勝っていたのでした。いつでも吸えたその最後の1箱のタバコは自分の胸ポケットで最後にはもうボロボロになってましたけど(^^;

◆ ランニング通勤

宣言して年明けからスタート、現在も何とか続けています。ただ平日夜にリハなどが入ると、その日は職場から電車で移動となるため、ランニングはお休み。そんなことや雨が続いたりすると、翌日走るとこれがかなり辛い。なんかいいわけして止めたくなる。「花粉が多いからピークが過ぎてから再開すれば…」とか。ただ、もしそうしたらきっと再開しないだろうと思う。だから徹底的に花粉対策をして何とかまた走り続けてる。

◆ 食生活

これもときどき面倒になってもういいや~って思う時がある。忙しいとなおさらだ。10数年前はまさにその状態で今より20Kgほど大きかった(^^。タンパク質・糖質・脂質などの栄養バランス、ビタミン、カルシウム・・、そしてカロリー計算。体重計に乗ることも面倒になったり。でも「身体は食べたものでできている」そして『健康な身体であれば好きな音楽や歌をいつまでもずっと続けられる』って思ってまたやっぱりやろうと思い立つ。この繰り返し。

◆ 小さな喜びを

強い意志や目指すところへの強い思いがあれば何でも続けられるものだと知っていても、自分も弱い人間なのでついさぼりたくなったり止めたくなる。そんなときはちょっとした工夫で楽しく続けられないか、嬉しい気持ちになれないかって考えてみる。そしてまたやってみる。うまくいかなかったり、うまくいったりする。

ひとり避難訓練(^^;、オリジナル・コアリズムダンス、マイザップ(おりじなる一人ライザップ)などなどけっこう見られたら笑えることなどいろいろ考え試してやってみたし、実は今もやったりしてる(^^。

どんな小さなことでも、続けていればきっと大きな成果となって返ってくる。みんな知っている。悪いといわれる習慣は続けることはなぜか簡単。でも、心と身体にいい習慣や目標を向かって続けることは難しい。大人の生活にはいろいろとしがらみもあるから。

でも、ほんとに欲しいもの、したい生活、なりたい自分などなどにフォーカスすればきっと続けられる。そう信じてまた自分に言い聞かせて何とか また Keep On !

自分の声はこもる特性がある。でも地味に歌練をしていたら、たまにすごくぬけのいい声が出たり・いつも以上に高音が伸びたりするとちょっと嬉しくなる。

一見ストイックに見えることでも楽しくまた小さな喜びを感じられるように工夫することを忘れないようにしたい。たとえいったん中断しても再開すればいい。まさに今の音楽活動もそう。楽しいけれど楽じゃないこともそこそこある。続けていこう。その先にはさらなる喜びがきっとあるはず♪

2018年3月9日金曜日

夢か現(うつつ)かファンタジー


不思議な記憶のお話。たぶん小学校3年生の頃。

一度だけプチ家出をしたことがありまして(っていっても一晩だけ)。親の喧嘩している声を聞きたくなかったから。(といっても重く暗いお話ではありません(^^;)

で、夜暗くなってからだったと思うから20時か21時ごろだろうか。行ったところは2ヶ所。普段友達と遊んでいる公民館もある公園。そして、近所の原っぱ。

公園ではずっと空を見上げていた。ここからの記憶が夢か現かといった感じなのだが…。夜空が花火の後の余韻のように、星たちがとてもカラフルな帯を弾いて輝き、それはもう自分の視界全体にとても大きく拡がっていたのでした。

とにかく綺麗で大きくてずっと見とれてました。あんなにカラフルな夜空は現実にはないと今思うんだけど、幻でも見ていたんだろうか…?今思えば肉眼で星雲が見れるはずもないし、視界全体に広がっているはずもない。こればかりは言葉で形容しがたいほど美しい夜空というより、なにか色が爆発しているような鮮明な夜空だった。

でもはっきりと記憶に残っているんですね…、あれは何だったんだろう?
よくパップル望遠鏡が捉えたという星雲の鮮明な画像が現代では見るころができるでしょう。あんなもんじゃなくて、まぁクリアでカラフルで爆発してる感じ。

もしかして幼い自分の目はほんとうに何かを捉えていたんだろうか…、それとも想像が織り交ざって記憶として残っているのか…ファンタスティック&ミステリーです。

そうこうしているうちに、なぜか誰もいかないけれど、大好きな女の子の家がある近くの原っぱに寝そべってまた夜空を見上げていた。ごぞごそ何かの音が聞こえてきた。なぜかその時、これはモグラが巣穴を移動してるんだと確信してたのもよく覚えている。変ですね~、不思議ですね…(^^;

そうこうしてたぶん深夜の2時か3時ごろに、そぉーっと家に帰ったら、親は眠っていて大騒ぎにも何にもならなくて、独りだけの小さな冒険・ファンタジーだったのでした(^^。

その数年前に祖父が亡くなってお葬式でいろんなことを体験したこともあってか、そのころから自分はどこからきてどこへ行くのか、死ぬって何?自分はなんで生きてるの?などとときどき思うようになったのでした。その夜も不思議な夜空を観ながらそんな事を思っていたことも覚えています。

例によって、これまた散文(エッセイ)でとりとめもないわけだけど、ひとつ言えるのは脈略のないこの記憶を思い出すとき、とてもいい気分になるし何か宇宙と繋がっている感じがするんですよね~。

なぜ今夜このことをまた思い出したかもわからないけど。眠る前に書いとこってことで。長々とここまで読んでくださった方ありがとうでしたm(__)m
おやすみなさい。