不思議な記憶のお話。たぶん小学校3年生の頃。
一度だけプチ家出をしたことがありまして(っていっても一晩だけ)。親の喧嘩している声を聞きたくなかったから。(といっても重く暗いお話ではありません(^^;)
で、夜暗くなってからだったと思うから20時か21時ごろだろうか。行ったところは2ヶ所。普段友達と遊んでいる公民館もある公園。そして、近所の原っぱ。
公園ではずっと空を見上げていた。ここからの記憶が夢か現かといった感じなのだが…。夜空が花火の後の余韻のように、星たちがとてもカラフルな帯を弾いて輝き、それはもう自分の視界全体にとても大きく拡がっていたのでした。
とにかく綺麗で大きくてずっと見とれてました。あんなにカラフルな夜空は現実にはないと今思うんだけど、幻でも見ていたんだろうか…?今思えば肉眼で星雲が見れるはずもないし、視界全体に広がっているはずもない。こればかりは言葉で形容しがたいほど美しい夜空というより、なにか色が爆発しているような鮮明な夜空だった。
でもはっきりと記憶に残っているんですね…、あれは何だったんだろう?
よくパップル望遠鏡が捉えたという星雲の鮮明な画像が現代では見るころができるでしょう。あんなもんじゃなくて、まぁクリアでカラフルで爆発してる感じ。
もしかして幼い自分の目はほんとうに何かを捉えていたんだろうか…、それとも想像が織り交ざって記憶として残っているのか…ファンタスティック&ミステリーです。
そうこうしているうちに、なぜか誰もいかないけれど、大好きな女の子の家がある近くの原っぱに寝そべってまた夜空を見上げていた。ごぞごそ何かの音が聞こえてきた。なぜかその時、これはモグラが巣穴を移動してるんだと確信してたのもよく覚えている。変ですね~、不思議ですね…(^^;
そうこうしてたぶん深夜の2時か3時ごろに、そぉーっと家に帰ったら、親は眠っていて大騒ぎにも何にもならなくて、独りだけの小さな冒険・ファンタジーだったのでした(^^。
その数年前に祖父が亡くなってお葬式でいろんなことを体験したこともあってか、そのころから自分はどこからきてどこへ行くのか、死ぬって何?自分はなんで生きてるの?などとときどき思うようになったのでした。その夜も不思議な夜空を観ながらそんな事を思っていたことも覚えています。
例によって、これまた散文(エッセイ)でとりとめもないわけだけど、ひとつ言えるのは脈略のないこの記憶を思い出すとき、とてもいい気分になるし何か宇宙と繋がっている感じがするんですよね~。
なぜ今夜このことをまた思い出したかもわからないけど。眠る前に書いとこってことで。長々とここまで読んでくださった方ありがとうでしたm(__)m
おやすみなさい。
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